ブレーキレバーを握ってもブレーキがかからないということがないようにブレーキの強さを調整します。
ブレーキレバーを引いた際(ブレーキが作動している際)にブレーキレバーとハンドルの隙間が指1本分開いているように調整してください。
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右ブレーキレバー(フロントブレーキ)の調整
ブレーキレバーのワイヤーアジャストボルトを反時計回りに回すとワイヤーの張りが強くなるため、ブレーキレバーが動作しやすくなりますが、レバーが固くなります。
ブレーキの固さはお子さまの握力にも影響がありますので相談しながら調整を進めてください。
ブレーキレバーの調整で制動力が改善した場合は以降の調整は不要です。
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フロントブレーキの調整
右ブレーキレバーのワイヤーアジャストボルトで調整しきれない場合はフロントブレーキのワイヤーアジャストボルトで調整してください。
ワイヤーアジャストボルトを反時計回りに回すとワイヤーが張りブレーキの遊びが少なくなります。
フロントブレーキの調整で十分な制動力が得られる場合は以降の調整は不要です。
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左ブレーキレバー(リアブレーキ)の調整
右ブレーキレバーと同様に調整してください。
ブレーキレバーのワイヤーアジャストボルトを反時計回りに回すとワイヤーの張りが強くなるため、ブレーキレバーが動作しやすくなりますが、レバーが固くなります。
後輪のブレーキが改善されれば以降の調整は不要です。
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リアブレーキの調整
左ブレーキレバーのワイヤーアジャストボルトで調整しきれない場合はリアブレーキのワイヤーアジャストボルトで調整してください。
- お子さまの指がブレーキレバーに届くか、お子さまの握力で作動するか確認のうえ保護者の方が調整してください。
- 長時間使用すると、ブレーキのワイヤーが伸びたり、ブレーキパッドが摩耗してブレーキの効きが悪くなります。使用前には必ず点検・調整するようにしてください。
- 以下の事象が見られる場合は、お近くの自転車販売店へご相談ください。
① ブレーキレバーを引いていなくてもブレーキが作動している場合
② ブレーキの効きが悪くワイヤーアジャストボルトでも調整できない場合
③ ブレーキレバーを引いた際、フロントブレーキに取り付けられたブレーキシューがリムからズレていたり、片側のみ接触している場合
ブレーキをかける時は、リアブレーキ(左ブレーキレバー)をかけてから両方のブレーキをかけてください。
片側のブレーキのみで強くブレーキをかけるとタイヤがロックし、転倒する恐れがあります。